August 15, 2013

まだまだ夏を楽しもうよ、Summer。

まだまだ夏を楽しもうよ、Summer。

フジロックもサマソニも終わって、もうなんか今年の夏も終わりだ。と感じている方も多いかとおもわれる今日この頃。

でも、まだまだ暑い。

むしろ、だんだん暑くなってる。

最近なんかは湿度も気温もフィリピンのマニラと同じくらいらしいです。



すごい損した気分です。

マニラくらい熱いんだったら、上の画像みたいな感じになってくれないと割に合わないよ〜

こっちはコンクリートファッキンジャングルですよ....


なので、まぁ気分だけでも夏を楽しもうよ、という事で夏を楽しめる曲を個人的に選んでみました。


お盆の暇つぶしにどうぞ


Beach Boys/Kokomo

やっぱり夏と言えばこの曲!
親父が海に連れて行ってくれる時にいつもこの曲をかけていたので、体に刷り込まれています。

Aruba, Jamaica ooo I wanna take ya ♪



the Zombies/Time of the Season

リバーブが深くかけられたサイケなイントロが鳴った瞬間に、脳内で夏が広がる!
最高。

カラフルでサイケなイメージも良いですよね、夏っぽさ全開です。
夏はちょっとくらいアシッドなほうが良い!

イントロがカッコいい曲top5に入る曲でもありますね、これは。

Pet Shop Boys/ Se A Vida E


サマソニにも出演していた、PSBの名曲、Se A Vida E!

この曲は、メロディーも去る事ながら歌詞が素晴らしい。夏にピッタリ。

僕がこの曲で一番好きなフレーズを

サビ前なんですが、
Se a vida é
 I love you
Come outside and feel t
he morning sun
(人生ってそんなもんさ、アイラブユー 外へおいでよ〜朝日を浴びよう♪)

ここがたまらなく好きですね。


the Thrills/Big Sur

Thrillsはどの曲も夏にピッタリ。 
夏は派手に遊ぶぜ〜って感じではないんですけど、ダラダラしようぜって時にイケテルのがThrills。

どことなく、夏の切ない思い出のようなニオイのする曲。

Phantom Planet/California
僕はあまりPhantom Planetに詳しくないのですが、この曲はthe O.Cというドラマの主題歌なので大好きです。

the O.Cは大好きなドラマの一つです。
特にSeason1は最高。暗い過去を抱えたイケメンとへなちょこオタク、学校一可愛い子とその親友の4人で甘酸っぱい恋が繰り広げられます。
しかも、舞台がカリフォルニアのオレンジカウンティーで美しい風景に囲まれてて、「俺もこんな青春してぇ」と高校生の頃悶々としてたのを思い出します。

ちなみにSeason2あたりから、昼どらもびっくりのドロドロ劇になりますので、ご注意を。


Sum41/In Too Deep


あれ、ちょっと毛色違うって思われるかもしれないですけど、いいんです。
良い曲だったら毛色違うもクソもないんです!良い曲ですから!

Sum41を聴いて小中と過ごしてきた自分としては、やっぱり夏には欠かせません。
無条件にテンションあがります。
この馬鹿丸出しな感じもかなりカッコいい。


Snoop Dogg & Wiz Khalifa/Young,Wild and Free


Snoop Dogg & Wiz Khalifaのこの曲はあまり夏に関係ない気もしますが
Young, Wild and Freeっていうのが夏にピッタリなフレーズだと思ったので、選びました。
すごい良い曲ですし。
まず、40近いおっさんがYoung,Wild and Freeとか歌ってる時点で最高。
Snoop Doggには来日して、ライブをしてもらいたいです。

Washed Out/Feel it All Around

Chill Waveの雄、Washed Out
Chill waveはやっぱり夏にぴったりですね。
この曲は映像とのマッチ感がせこい。せこい。

リゾートでチルチルチルウェーブ。

ただ、この曲を部屋にこもって作ってたのかと思うと感慨深いですね。
部屋にリゾート地の写真とか飾ってるんでしょうか。

では、最後に
Mogwai/Summer


やっぱりMogwai最高すぎる!Mogwaiが一番だわ。どの季節にも合う。最高。
Mogwai!Mogwai!Mogwai!
夏なので、Summerと銘打ったまったく夏感のない名曲を選んでみました。

人口衛生が飛ぶ謎のPVもMogwaiっぽすぎて、夏っぽいわ〜


では、残りの夏も暑い暑いと文句を垂れず、楽しんでいきましょう〜


July 24, 2013

最高にクールな男、Mac Demarco

最高にクールな男、Mac Demarco

Mac DemarcoがPitchforkフェスで演奏した映像が公開されていて、それが最高に笑えて格好良いので今日は紹介したいと思います。

ちなみに、Mac Demarcoを知らない人のために。

Mac Demarcoとは何ぞや。
彼が、Mac Demarcoです。
とてもクールですね。

彼はソロアーティストなので、一人でアルバムを作成し、ライブはサポートの人達とやっています。
カナダ出身の彼は、実はまだ90年生まれの23歳、僕と同い年です。

写真を見てもらえばわかる通り、非常にファニーなキャラクターで愛さざるをえないです。

個人的には00年代のペイブメント的な存在になるのではないかなと期待しています。その理由は下に貼る動画を見てもらえば存分に伝わるかなと思います。

でも、彼はただ単にファニーなだけではないのです。

Macはファニーでありながらも、どこか陰鬱な世界観、この世を見限っているような雰囲気を感じさせる男なのです。
それが更に、MacをMacたらしめて、僕の中で唯一無二の存在となっています。
パンクロック的な生き急いでる感も出ていますね。

これらは、Macの楽曲であったり、ライブ動画、インタビュー等を通して感じる事ができます。


文字ばっかりの御託をたれてもツマラナイので、動画に移りましょう。


Ode to Viceroy

おもちゃの延長みたいなギターで、おもちゃの延長みたいな音を出す。
もう、最高にクール。

ふざけているようで、演奏はしっかりこなして、楽曲もかなりクオリティが高いという点で、Pavement的な良さがありますね。

アウトロの部分なんか、おもちゃと遊んでいるネコのようで可愛い。

でも、なぜか消えてしまいそうな儚さも感じるんですよね、そこがまた魅力的なのです。



次は、Still Togetherという曲。
これはアルバムの最終曲でMacが弾き語りで歌う曲なんですが、ライブではバンド全員で演奏しています。

これが最高に笑える。
とりあえず、見て下さい。

Still Together


Macのおどけた歌い方。
サビで急に熱唱。
熱唱すると余計ダサい。

しかも、後半で彼女が出てきます。
ちょっとぽっちゃり系のお世辞にも可愛いとは言えない彼女です。
二人で抱き合いながら Together~♪ってやるんですが、
やはり、映画のようにはいかないですね。

ロマンティックさを微塵も感じさせない。笑

そこらへんの大学生のおふざけにしか見えないですね。
でも、最高。クール。

ちなみにですけど、彼女、Girlsに出てくるLena Dunhamに似てますね。



Pitchfork フェスの映像はここまで。

他にもいくつか、Macの演奏を貼ってさよならします。

明日からはフジロックだ。









USオルタナ界のニューカマーSpeedy Ortiz。


USオルタナニューカマー、Speedy Ortiz


Speedy Ortizって知ってますか?

アメコミが好きな人は、コミックLove and Rocketsに出てくるキャラクターを想像するかも知れませんが、違います。

Speedy Ortizとはアメリカ、ボストンで活動するIndie rock バンドです。



僕とSpeedy Ortizの初めての出会いはこの動画でした。


     

開始直後は演奏の拙さが気になりますが、サビまで聴いて下さい。

妙な説得力に溢れています。

なぜか胸にぐっとくるんです。

陰鬱になりすぎたDeath Cab For Cutieのようなイメージがわき上がります。


おぉと思って、サビをよく聴いてみると

They always said I was better off as being dead.
(みんな、私は死んだ方がましって言った。)

と歌っています。

かつてTom YorkeがBut Im a Creep(でも、僕はキモオタだ)と歌ったように、Cloud NothingsがI Thought I Would Be More Than This(もっとええ感じやと思ってたのに)と歌ったように、 Pavementがヤケクソになった負け犬だったように、負のエネルギーから生まれたバンドなのです。

この時点で、青春こじらせた系オルタナバンドSpeedy Ortizに僕の心はガッツリ掴まれました。

他には、「お昼ご飯はぼっち飯」や「一人で考え込んで、病む」等心にぐさりとくるような事を歌っています。

きっと、学校で
Spring Breakersの主人公達みたいな奴とか

                             

OCのキャラクター、ルークみたいな奴に
             

虐げられてきたのだろうな、、、という想像を掻き立てられます。



また、この映像では、曲の後半でとても下手くそなギターノイズが入りますが
それが、最高に良い。
"Sonic Youthに憧れた少年が訳もわからずとりあえず真似してみた"という感じがして、心をくすぐられる。
ノイズの終わりもビシっと決められず、へなへな萎れて終わる。
Speedy Ortizにぴったりのノイズです。


このNo Belowという曲、ボストンのGreat Scottという小さなライブバーのような場所で演奏しているライブ映像がYoutubeに上がっています。

演奏は下手くそですが、ファジーでよりヘビーで感情直球な曲に仕上がっています。

Speedy Ortizというバンドは、そもそもかなりオルタナフリークなバンドです。

最近でたアルバムMajor Arcana(PitchforkでBNMに認定)はHoleやPixies、そしてSonic Youth等をプロデュースしていたプロデューサーと組んでアルバムを作成されており、90年代オルタナの雰囲気を醸し出しています。


例えばこの曲


畳み掛けるようなギターノイズから始まって、サビでポップネスが爆発する様は、HoleやPixiesを彷彿とさせます。

アルバムはこのようなタッチの曲が主体となっており、初めに紹介した曲No Belowはアルバムにアクセント的に入れられており、かなりの力を放っています。


90年代オルタナが好きな人、去年Cloud Nothingsの新譜に心躍った人は必ず好きになるでしょう。
Death Cab For Cutie等が好きな人にもオススメします。
いや、もうUS indie好きな人に全員にオススメしたい!


では、最後にSpeedy Ortizの最新アルバムMajor Arcanaから一曲目Pioneer Spineを





イノバック一同、フジロックへ行きます。
是非乾杯しましょう。
マイブラに、ヨラテンゴ、ケンドリック!
待ちきれない。








May 12, 2013

R&B×Inoback


R&B × Inoback            



ネコも杓子もメロウなR&Bが大流行な2013年上半期。

各メディアのチャートでは、ラッパーやDJがどんどん上位にランクインする昨今、
イノバックメンバーもR&Bから目が離せません!

今回のコラムでは、R&Bを取り入れたイノバックおすすめの新譜をジャンル別形式で紹介したいと思います。
名付けて、「R&B × ??」

R&B × Dream Pop                          

Rhye/Open
 


全編にわたってR&Bの雰囲気が流れ、とろんとドリーミーでお上品。エロくてオトナっぽくて素敵!(PVも!)
メロウとはまさにこのことですね。Sadeが好きなアナタにおすすめ!



R&B × Funk                               


Tuxedo / Do It




うにょうにょサウンドとラップが絶妙に絡む、メロウなのにあがるとってもクールなファンク。
いい曲あるんだぜ〜との歌詞で、チルアウトにも必須!フリーダウンロード可 →



R&B × Dub Step                            


BenZel / Fallin Love




NYで活躍する謎の16歳日本人女子2人組という超うさんくさい肩書きのBenZel。
安っぽいですが、ポップ全開なアップテンポのダブステップ。インディーダンス系が好きなら踊れますよ〜!



R&B × Electro                            


Daft Punk / Get Lucky




これはR&Bなのか...?という気もしますが、PharrelってR&BとかHIP HOPの人だよね。ということで。笑
80年代風のジャケットよろしく、マイケル・ジャクソンを彷彿とさせる一昔前のディスコ・サウンド。
エレクトロなダフトパンク節とカッティング・ギターがマッチして、クールで軽やかなダンスミュージック!



R&B × Lo-Fi                          

Tyler the Creator/Answer
 


R&Bっというか、Rapですが、そんな事はさておき
このユルユルさ、このLo-Fi感。たまらないですね。
Lo-Fiなオルガンサウンドとトラックの上にTylerの怒りのラップが乗っかってます。
歌詞はユルくないのがTyler流。笑



R&B × Indie Pop                          

Chain the Rapper/Chain Smoker
 


またまたR&Bっというか、Rapですが、そんな事はさておき
Black Music×キラキラIndie Popです!
まるで、Passion Pitを思わせるようなキラキラぶり。そしてキラキラトラックの上にのるガナリ声。
この美学、たまらないですね。笑



R&B × Entertainment                         

Justin Timberlake/Suit&Tie
 



エンタメ界のスーパースター、Justin Timberlakeです。
これぞまさにR&Bの王道であり正義。
味付けで入ってるオールドスクールな管楽器隊がたまらない。
"今"の空気感を絶妙に読んだ曲だと思います。
イケメンの本気には敵わないですね。



January 11, 2013

Frank Ocean / Bad Religionを徹底解明!

Frank Ocean / Bad Religionを徹底解明! 

好きな曲の歌詞をみて、"これって、結局どういう歌なの?もっと知りたい!"
と思うこと、ありますよね。今回のコラムではFrank Ocean "Bad Religion"を聞いて、
歌詞の意味を徹底解明するべく、対談をしてみました!

まずは、曲の方をどうぞ。



Taxi driver, be my shrink for the hour
(タクシーの運転手さん、僕の話を聞いてくれ)
Leave the meter running, it's rush hour
(メーターは切らないでいい。今はラッシュアワーだ)
So take the streets if you wanna
(道を走りたいならそれでいい)
Just outrun the demons, could you?
(ただ、悪魔から走って逃げてほしいんだ)
He said "allahu akbar", I told him don't curse me
(彼は"アッラーフ・アクバル"と言った。僕は、呪わないでくれと答えた。)
"But boy you need prayer", I guess it couldn't hurt me
("でも、君には祈ってくれる人が必要だ"。僕を傷つけるつもりはないらしい。)
If it brings me to my knees
(でも、もし僕をひざまずかせるなら)
It's a bad religion
(これは悪い宗教だ)


This unrequited love
(この必要とされない愛)
To me it's nothing but a one-man cult
(僕にとっては一人ぼっちのカルトに過ぎない)
And cyanide in my styrofoam cup
(発泡スチロールのカップに入った青酸カリ)
I could never make him love me, never make him love me, love, love...
(僕は彼を振り向かせられなかった。振り向かせられなかった。)


Taxi driver, I swear I've got three lives
(タクシーの運転手さん、僕には3つ魂がある)
Balanced on my head like steak knives
(頭の中で、ステーキナイフみたいにバランスをとってる)
I can't tell you the truth about my disguise
(僕の正体を君に教えることはできない)
I can't trust no one
(誰も信じられないんだ)
And you say "allahu akbar", I told him don't curse me
(彼は"アッラーフ・アクバル"と言った。僕は、呪わないでくれと答えた。)
"But boy you need prayer", I guess it couldn't hurt me
("でも、君には祈ってくれる人が必要だ"。僕を傷つけるつもりはないらしい。)
If it brings me to my knees
(でも、もし僕をひざまずかせるなら)
It's a bad religion
(これは悪い宗教だ)


This unrequited love
(この必要とされない愛)
To me it's nothing but a one-man cult
(僕にとっては一人ぼっちのカルトに過ぎない)
And cyanide in my styrofoam cup
(発泡スチロールのカップに入った青酸カリ)
I could never make him love me, never make him love me, no, no
(僕は彼を振り向かせられなかった。振り向かせられなかった。)


It's a bad religion
(悪い宗教だ)
To be in love with someone who could never love you
(絶対に自分を愛してくれない人と恋に落ちるのは)
Only bad, only bad religion
(悪い、悪い宗教だけだ)
Could have me feeling the way I do

悲しい悲しい歌詞やね。ホモセクシュアルの恋について。あと宗教。
彼はゲイじゃないと思うねんな。歌詞の中だけの話であって。

悲しいね。でも、これって宗教についてなん?Bad Religionは"悪い宗教"やけどさ

"アッラーフ・アクバル"は、"アッラーは偉大なり"って意味やねんで。

なんと!!それは知らなかった!!そういえば、アメリカのドライバーはイスラム系の人多いもんね


それに、ひざまずいてって言ってるで。
彼はホモセクシュアルやから、神に祈らないとあかんってことちゃう?

んーそうかな?
わたしは、信じてない神様にひざまずかされるぐらい苦しい状況を表現したいんやと思う。
悪い宗教にハマったみたいやって。だってフランクはカトリック信者やで。


俺は、両方かかってると思うねんな。まおにゃんが言ってるのと
ホモやから贖罪のために祈らなあかんねやったら、悪い宗教やわって意味と。

ホモを認めてないことに対して、宗教批判的な意味合いがあるん言うてるのかなと思った。

うーむ、なるほど。 思ったよりとっても深い歌詞だったんですね…。笑


最後の部分も、ホモが悪いみたいに感じさせるなら悪い宗教だぜっていう風にもとれるで

そうかー。わたしはもっと簡単に、
悪い宗教にハマって、身も心も持って行かれる様子に例えて、
好きな人に好きになってもらえない気持ちを言ってるのかと思った。


いや、正解はわからん。笑
単純に男好きにさせるとか、悪い宗教だぜ みたいな話かもしらん。
いろいろかけてるんかもな

名曲の証やね!

January 2, 2013

Most Anticipated Albums of 2013!

 Most Anticipated Albums of 2013! 



明けましておめでとうございます!
2013年も始まりましたということで、早速コラムを書きました。
今年、最もアルバムが期待されるアーティストを音源と共にピックアップさせていただいています。
今年の予習にぜひご覧くださいー♪



My Bloody Valentine / TBA
21年の沈黙を破り、ついに出るか!?
続報を待て!!




Bring Me The Horizon / Sempiternal
「ポストロック系の音を取り入れてみたい」ってインタビューで言ってたけど、
結果どういう方向に楽曲が進んだのでしょうか。楽しみです。

Bring Me The Horizon / Sempitermal
Released in early 2013
RCA Records




Toro Y Moi / Anything in Return
土臭い、不思議系ノスタルジアの再来を心待ちにしています。

Toro Y Moi / Anything in Return
2013.01.16 on sale
Hostess




Atoms for Peace / Amok
トム・ヨーク率いる超豪華メンバーのバンド、ついにデビューアルバムでその全貌が!

Atoms For Peace / Amok
2013.02.20 on sale
Hostess




Autechre / Exai
複雑に構築された実験的なテクノは今回どのような形で提示されるのか。
全17曲、約2時間32分に及ぶ大作。

Autechre / Exai
2013.02.27 on sale
WARP RECORDS / BEAT RECORDS




Yo La Tengo / Fade
ヨラテンゴは、わたしの中では日本で言うところのスーパーカー的な位置づけです。
暖かい春がくるのはいつでしょう

Yo La Tengo / Fade
2013.01.08 on sale
Hostess

December 1, 2012

Electraglide2012

 electraglide2012!!パウ!     

 11/24(土)、イノバックのみんなでエレグラに行ってきました、いぇーい!
キムラがレポを書きましたので、エレグラの思い出に思いを巡らしつつ読んでみてください。

以下、レポを書かないズボラな皆さんの一言です。
12/1公開、007主演ダニエルクレイグの演技はドープ。Flying Lotusもまた然り。(オギノより愛をこめて)
ほんとはレポ書くって言ってたのに書かなくてごめんなさい。(麻央より)       
あっという間に、夜明けの波止場!!(主将アブラミより)

では、キムのレポをどうぞ↓


kode9
UKベースミュージックにおける信頼できる兄貴、kode9。
会場直後からライブは始まっていたので、クロークに荷物預けたり
いろいろやらなきゃいけないことやったりしてたら
途中から観ることになっちゃったんですが、、、
まだ21時なのに最初から飛ばしすぎだろ!というすごさ。
低音良い感じなベースラインで構築されるダブサウンドでATCホール揺らしまくり。
このイベントの幕開けを飾るにふさわしい堂々の本気セット。



Nathan Fake
この人は完全に知らんかったんやけど、初見でしたが良かったです。
3年ぶりにアルバムをリリースした、イギリスのエレクトロミュージックプロデューサー。
繊細かつ大胆なエレクトロサウンドを鳴らしていました。
しかもフロアの揺らし方が確信犯的だった!こいつ上げてきてるやろ!的な。



TNGHT
Warpの寵児ハドソン・モホークと、ルナイスのユニット、トゥナイト。
これもノーマークやったんやけどかなり格好良かった。この時点でベストだった。
アッパーな感じでフロアを確実に沸点まで上げていく。
ハドモとカニエのマッシュアップぶっこんできたときはまじで上がった!!



Squarepusher
今回最も楽しみにしていたアクト、スクエアプッシャーです。
最新アルバム、『Ufabulum』のセットでのライブでした。
初っぱなからバッキバキ!な高速ビートとエレクトロノイズの嵐で、
LEDマスクとスクリーンが演奏中の音と同期するシステムで、
ビジュアルでもやられっぱなし、つーか目がかなり殺された。
踊るっていうより口あんぐりでただただ圧倒された感じ。
後半は超絶ベースパフォーマンス、しかもLEDと同期してて(あれまじでどうなってんの?)
衝撃的で本当おもしろかった!間違いなくベストアクト!



Flying Lotus
プッシャーのバキバキでお腹いっぱい・・・ちょっと休憩でもっと思いきや
いっこも休ませてくれませんエレグラ大阪(笑)。続いては新譜も良い感じの
Flying Lotus。"Layer 3"というスクリーン - FL - スクリーンという構図のステージで、
スクリーンからFLが透けてみえるっていうなんだか近未来的なセット。
前回観たライブ(Zettai-Mu)がメロウでアッパーな感じだったのですが、
今回はちょっとバキッとしたセットに新曲群をプラスしたような感じ。
"Layer 3"の効果もあるんやろうけど、会場全体をこいつの世界観や雰囲気に
どっぷり浸からせていて、その点では他を寄せ付けない素晴らしいパフォーマンスだった。
最後に親友であるオースティン・ペラルタの曲で美しく締め。素晴らしい。



Orbital
日本では「テクノ四天王」としても名高い大御所、もといハゲおっさん2人組Orbital!
2年前に観たライブがかなりがっかり(え?こいつらこんなバカハウスなの・・・的な)
だったんですが、新譜が良かったのでそれなりに期待していました。
まあ相変わらずちょっとチャラかったですが(笑)、フロアもガン踊りやったし、
ダンスホールみたいな曲も古くさくなくて結構格好良かった。
新曲群がまじで格好良かったしライブ映えしてたなあー。
あ、でも一番は名曲"Chime"!
タバコ吸ってて休憩してるときにかかったから慌てて戻りました。笑



Four Tet
フジロック以来のフォーテットさん。
オービタルに比べると「節電意識とか高けえのかなあ・・・・」
とか思うぐらいシンプルなセット。笑
そして内容は徹頭徹尾ストイックに踊らす。
序盤はミニマルかつ幻想的な打ち込みでじわじわっとクールに、
中盤からいきなりBPMをあげて殺しにきそのままさらに揺らす揺らす!
ほんと職人な感じで格好良かった。
後半から終盤の"Plastic People"や"Love Cry"も良かったけど、 "Sing"が聴けなかったのが残念!

Andrewおじさんのテクノ講座は、さすがに疲れてほとんど観ずに帰路に。笑



総括!(byキム)
そしてベストアクトはプッシャー、その次がフライングロータス、
裏ベストでTNGHTかな!
メンツは鬼才から若手、大御所まじで申し分なし!幕張と比べると薄いけど、
それを補うがっつり全部みれるような左右2ステージセットは良かったと思う。
ただ酒のブースがちっさすぎかなー。
終始並んでて一回しか買えなかった。あれは並ぶ気なれませんわー。
ステージセットや照明は面白かったし、音響も悪くなかったし、最高!とは言えないけど
久しぶりに気合いの入ったエレクトロダンスミュージックイベントだったなと思います!